(ネタバレあり)ウォーキング・デッドとハンドメイズ・テイルのシーズン最終回とゲーム・オブ・スローンズ第8章なげやり予想
ここ最近観てきたドラマの最終回。
ハンドメイズ・テイルのシーズン1。主人公の不屈の精神が未来への扉を開けた、さあシーズン2をお楽しみに~、そんな最終回。エリザベス・モスの説得力ある存在感、誰も文句の言えない迫力満点の演技力。彼女にエヴァン・レイチェルウッドはエミー賞で負けた。それはそれでいいけど、主要部門のうち作品賞だけはウエストワールドにあげて欲しかったわー、個人的に!
ウォーキング・デッドのシーズン8。予想された展開ではあったけど、私は実際に「ユージーン!」と小さくうめいた。そしてマギーの慟哭に胸が痛んだ。とても。
3シーズンにまたいだニーガン編が終結したのだからとにかくめでたい!
救世主たちとの戦いに比べたら、終着駅はなんてコンパクトにまとめてくれたことか。とにかくニーガンをひっぱりすぎた。シーズン8はリックが悪魔を腹におさめた複雑なヒーローに見えてきたり、ニーガンが良識ある男に見えてくるくらい長かった。
シーズン7の初回でグレンが吸血バッドで叩きのめされ目玉が肉片の中に転がって手がピクピクしていたシーンは本当にエグかった。衝撃だった。私はニーガンにひれ伏した。
今でも、あの殺され方は原作通りだとしてもグレンではなく、エイブラハムで良かったのではないかと思う。いや、エイブラハムだって死んでほしくはなかったけど。
グレンのような、親しみのあるキャラって他にいるかな。彼はただのピザ屋の配達人だった。彼は俊敏性があって、正義感も判断力もあった。そして保安官をウォーカーから救ってくれた。そのことは絶対に忘れない。
最新シーズンでカールが亡くなったのは本当に白けた。悲しいというより私は白けた。彼の死について悲しみをもっとも強く感じたのは、イーニッドがくずおれたシーンだった。
チャンドラー降板にまつわる一連のニュースにももちろん引いた。
来年春か夏?放送されるゲーム・オブ・スローンズは、いったいどんな結末を迎えるのだろう。
シーズン8まで生き残った名前のあるキャラクターたちは、もうみんなに愛着があって、誰の死にざまを見ても辛いだろうな。それ見て溜息をつく自分が見えるようだ。ああ嫌だ。
私はもうなげやりになっている。シーズン8は話をたたむしかないのだから。
壁が崩れてホワイトウォーカーとワイトとワイトドラゴンが南下してきたシーンで、絶望。生ある人間たちの世界には見えない。
かつて栄華を誇ったヴァリリア帝国が噴火(炎)で「破滅」したように、七王国は異形(氷)により「破滅」するんでしょう?これつまり「氷と炎の歌」でした、ちゃんちゃん。
ウェスタロスはホワイトウォーカーの方々にあげて、みんなまとめてエッソスに引っ越したらどうでしょうと言いたくなる。私の愛する人たち!死んでほしくない。
もともとは森の子らの大陸だったんだから。最初の人々の子孫も、アンダル人の子孫も、ロイン人の子孫も、みんなもともといたエッソス大陸に帰ってやりなおそうよ~。